一家春

「一家春」とは、心慰む楽しい境地をいう。
初唐の詩人王勃の「山扉夜に坐す」という詩に、「琴を抱きて野室を開き、
酒を携えて、情人に対す。林塘花月の下、別に是れ一家春」とある。
静かな山中の家で、心を許した友人とともに琴をかなで酒を酌み交わしながら、
池のほとりの月明かりに花を愛でて過ごす一夜。
それは天地の間すべてが一つの家族となったような、春のように暖かい雰囲気だという。




                        興膳 宏氏の「漢語歳時記」より


アジサイが咲き出した
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by jugeme | 2009-06-01 21:53 | 漢語歳時記 | Trackback | Comments(0)
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